胡蝶蘭９の写真を撮影した時のセッティングの写真をアップしました。
　前ボケには大文字草の小さな赤を邪魔な部分の目隠しに配置しました。また、背景が黒一色だと少し寂しいかなとも思ったので後ろボケにカラミンサの花の白を配置してみました。構図の構成としては、胡蝶蘭で左下から右上への対角線を作り、前ボケと後ろボケで左上から右下への対角線を構成しました。そしてその対角線の交点に主題の花を配置する構成となっています。
　もう一つの写真は明るさの写真です。自分の室内撮影での基本のライティングは蛍光灯のスタンド２本による間接照明になります。そのためん実際の撮影の時はかなり暗い部屋で撮影することになっています。なぜこのようなライティングになったのかと言うと、花に影を落とさない絵にするためです。花にあてる光を撮影出来る限度ぎりぎりまで落とす事で光のあたる部分と影の部分の明るさの差を減らす事で、影のない絵を構成しています。