玄倉川水難事故　1999年8月14日

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神奈川県山北町の玄倉川（くろくらがわ)の中州でキャンプをしていた廃棄物処理業者の社員、子供6人を含むその家族、社員の婚約者と女友達ら18人が、大雨で増水していた玄倉ダムの放流によって流され、社員5名と、その妻2名、1歳から9歳の子供4名、社員が連れてきた女性2名の13名が死亡した。

https://www.youtube.com/watch?v=t2EJnHHE4xc

この日はクレーム対応で、お客さんの家へ出向いていた。最寄り駅を降りると都内も土砂降りの雨。
菓子折りを購入しようと小さな和菓子店に入ると、店の奥の座敷に置かれたテレビに、この光景が映し出されていた事を憶えている。



このグループは完全に上下関係の中にある集団。
リーダーの誤った判断にも逆らうことは難しかったのかもしれない。それから悪しき集団心理。
そんなことが、犠牲者を多くしてしまった要因だと思う。










写真は「平成25年台風第18号」で増水した秋田県の役内川。
この川は、秋ノ宮温泉郷の近くを流れている。
当日は、この川の河原に近い「鷹の湯温泉」を目指したのだが、あいにく台風の影響を受けてしまった。
台風の秋田県への直撃は無かったものの、現地に到着した時間が最接近のタイミングと重なってしまい、恐怖を感じるほどの増水と、勢いを増す濁流を見ては、さすがに恐れをなして、少し高台にある「秋の宮山荘」へと予定を変えた。
湯に浸かりながらガラス越しに見る外の景色は、雨と風が大暴れ。しかし、湯から上がる頃には暴風雨もあっという間に通り過ぎていた。

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