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911 5馬力モーター 日立オリジンパーク

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写真: 911 5馬力モーター 日立オリジンパーク

写真: 910 泉川道標 写真: 911 創業小屋 日立オリジンパーク

後に『東洋の巨人』とも称される様になった日立製作所の原点(オリジン)とも言うべき5馬力誘導電動機。
外国の技術に頼らない国産技術の確立を目指した日立鉱山の小平浪平、高尾直三郎らによって造られた日本初の純国産モーター。日立の銘菓『モーター最中』のモチーフとしても有名です。


〜久原鉱山(くはらこうざん)工作課に入社した日立製作所創業者の小平浪平(おだいらなみへい)は、外国製のモーターを修理するうちに、自分たちの手でモーターを製作しようと試み、明治43年(1910)、イギリスから鉄板加工の機械を買い入れて、自分たちだけで設計・製図からコイル巻きまで行い、3台のモーターを製作しました。
 3台のうち1台は今でも残り、日立製作所日立事業所の小平記念館に展示されています。なお、このモーターには、製造番号?1と読みとれるプレートが打ち付けられています。この第1号モーターの設計図を作成する時、設計図に会社名を書き入れる必要が生じ、小平が会社名を日立製作所と決めたといわれています。
 モーターの製作に自信を得た小平は、日立鉱山内に工場を建設し、電気機械の製造を始めました。以後、日立製作所は、第一次世界大戦による好景気の波に乗り、電機メーカーとしての基盤を固めて行きます。
 このように本機は、日立製作所の製品第1号として記念すべきもので、本県日立地方が工業都市として発展して行く起点としての意味を持ちます。
(茨城県HPより)

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