もやし味噌バター@オールドラーメンショップ逆流・北区板橋本町
- 111
オールドラーメンショップ逆流
北区西が丘3-1-3-102
4月になってソメイヨシノも満開を迎えているのに、この日は朝から冷たい雨が降り、天気予報では最高気温も2月並みの11℃と告げられている。そんな中、今日は寒いので限定で標記を出すことにしたとツイートされていたので、これは楽しみと訪れた。日曜日の11時半に入店すると、広々とした店内に先客は2名のみと空いていた。早速、右手にある券売機でラーメンの食券を880円で購入し、案内されたカウンター席に座りお嬢さんに「限定で」とお願いするとともに、現金200円を添えて「辛ネギも」と併せてお願いした。この辛ネギは今月の限定で、いつもは月替わりあるいは半月程度の期間限定ラーメンだが、今月はなぜかトッピングが限定だ。
しばらくして、ラー油、白ゴマ、花椒?などで和えた笹切りの長ネギが半分ほど入った普通の大きさのラーメン丼が運ばれ、その後、本日の限定ラーメンも配膳された。まずはラーメンをそのまま食べる。麺はエッジが少し潰れたストレート太麺。強い歯応えがあってガシガシとした食感の麺で、まるでつけ麺用の麺をラーメンに流用しているようかのように思える。この麺、熱いスープの中で徐々に伸びて食感が変わるが、元々が硬い麺のため伸びると硬さが弾力に変わり、シコシコとした食感に変化するのがとても面白い。本店に当たる煮干そば 流。@北区十条かこちらか、どちらで打っているのかは分からないが自家製麺だ。スープは、口に含めば煮干ベースの味噌味だとすぐに分かる味わい。とは言え、煮干し臭さや苦味、エグミなどは皆無だし、煮干しだけでなく動物系も旨味をしっかりと下支えしているので味に厚みがあり、かつ、非常に飲みやすい。そこに溶けたバターが混ざると、風味、コク、甘みが増し、また違った美味しさに出会える。具材は、旨味が驚くほど濃い肩ロースチャーシューが2枚に、茹でモヤシ、木口切りの長ネギとシンプルだが、野菜類は量も多く満足。続いて、限定トッピングの辛ネギ適量をラーメン丼に移し、随時スープに混ぜたり麺にからませたりしながら2回目の味変に。味噌ラーに辛みもネギも合わないわけがない。丼半分あった辛ネギも、麺が無くなるころにはちょうど無くなった。辛ネギの辛さはそれほどではなく、ピリ辛を少し上回る程度で大人なら安心して注文できるレベル。
麺量は200gと十分で、美味しい味噌ラーをさらに美味しくして食べることができて大満足だ。
・お気に入り度:〇+
アルバム: 東京のラーメン・その3
お気に入り (0)
まだお気に入りに追加している人はいません。
コメント (0)
まだコメントがありません。最初のコメントを書いてみませんか?
コメントするにはログインが必要です。フォト蔵に会員登録(無料)するとコメントできます。