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沖縄そば・改@かれん・足立区北千住

写真: 沖縄そば・改@かれん・足立区北千住

写真: ゼンナの塩つけ麺@塩生姜らー麺専門店MANNISH亀戸店・江東区亀戸 写真: 鰹出汁の塩レモン@塩生姜らー麺専門店MANNISH亀戸店・江東区亀戸

北千住煮干中華蕎麦かれん
  足立区千住2-52-1

 この日は朝7時からお店を開け朝ラーメン、通称朝ラーを提供するという。そのため用の限定メニューとして提供されたのが標記だ。先週も提供した日があったようだが、その時よりもさらにあっさりとした朝仕様に仕上げたそうだ。50食用意したというので、開店時でなくても大丈夫、少なくとも午前中なら絶対食べられると確信して訪れた。平日の11時20分に着くと、このお店にしては超珍しく店頭に行列がないだけではなく、店内にも先客が3人しかいない。入口すぐに置いてある中途半端な高さの小型券売機で1000円の食券を発券し、カウンター席に座ってから「沖縄そばで」とお願いした。注文すると高野店長から「紅ショウガ入れますか?」と問われたので「可能なら別皿で」と答えると出来るとのこと。
 5分ほどで白い丼と小皿に入った紅ショウガが配膳された。まずはラフテーっぽいチャーシューの下から麺を引っ張り出すと、幅8mmほどの平打ち麺だった。茹で湯に入れる直前、白濱さんが体重をかけて揉み込んでいて、巨漢故に麺が潰れやしないかと多少ハラハラしながら見ていたが、そのおかげでよく縮れている。縮れ麺ではあるが麺肌自体はツルンとしていて、名古屋名物きしめんほど薄くはないのでほどよい歯応えとモチっとした食感が楽しめる。この麺も菅野製麺所のものだろう。スープは、本場では豚清湯と鰹出汁のブレンドが一般的だが、こちらのお店のは豚清湯と昆布出汁のブレンドのような味で、魚介は感じられなかった(鈍いのかも?)。スープ自体は、高野店長が言う通りかなりあっさり目に仕上げてあるものの、そこに香味油をやや多めに浮かべてあるので、コクがあってそこそこ飲みごたえのある味わいになっている。この香味油はラード等の動物系ではなく、何らかの工夫を凝らした植物油のためクセはないが、スープに何とも表現できない味わいをもたらしているのは間違いない。スープの味付けもよく分からないが、塩だけではなく白醤油が少量使われているような気がする。半分ほど食べたころに高野店長が「コーレグースありますよ。」と言って島唐辛子が入った瓶を出してくれた。ドバっと入らないように慎重にレンゲに少量を取った上で丼に振りかけると、口中全体がカッカしてくる辛さにより味が締まり、美味しさがワンランクアップした。チャーシューはバラ肉を使って軟らかく仕上げてあり、トロトロの割には旨味がしっかりと残っていて美味。沖縄そばでは一般的な皮付き三枚肉を使ったラフテーに味も軟らかさも近い印象を受けた。なお、このチャーシュー、1枚はサービスだそうで、通常なら2枚のところをなぜか全員にサービスですといっ3枚載せていた。紅ショウガを別盛りにしてもらったのは、紅ショウガの特有の風味がスープ全体に行き渡るのが好きじゃないため。別盛りだとそれだけででも、麺と一緒にでも好きな食べ方で味わうことができる。その他には薬味の木口切りの小 ネギのみとシンプル。
 麺量は140〜150gくらいだろう。完食・完飲しても腹八分目以内に収まる健康的な食事だった。

・お気に入り度:〇

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